♪(前略)夜中の3時に聴き始め感動の中、
筆をとっている所です。(中略)
フランスものなどを弾いている時とはまた別人のようでした。(中略)
苦悩を克服し、何かをぬけ出した美しさとあたたかさを感じました。(後略)
(Y様)
♪(前略)何よりも驚くことは山本さんの透明感に満ち、
その上多彩でうつくしいピアノの音色、
そして全ての部分に渡り、真摯で非常に集中力の高い演奏である点です。
リストの音楽に同化し、共感し、そしてこの作品を非常に尊重している山本さんの姿勢や人柄がすみずみまで感じられ、大変心地よいCDに仕上がっていたことです。
リストの作品群の中でも特に巡礼の年を選ばれたことは大変よかったと思います。
もちろん山本さんの技術的なレベルの高さからすれば、リストの所謂ヴィルトゥオーゾが表立った作品群を選ぶことも可能です。
しかし以前から疑問に思っていることですが、リストの余りに高度な演奏技術は逆にリストの作品の本質を隠してしまう結果にもなる両刃の剣なのでは?という点です。
そのような点から「巡礼の年」はリストの内面生の表現にとって大変重要な作品なのではと思っておりました。
今回山本さんの作品に対するアプローチから復様々な点で新しい面に気づくことも出来、
その意味で大変刺激的なCDでした。
様々な祈りの歌や決して表面的ではない自然描写、リストの非凡な表現力に満ちた第5曲や深い表現力に満ちた第6曲、清潔感に溢れた第3曲や第7曲。不思議な魅力に惹かれる第8曲やなんとも美しい第9曲、そのどれもが十全に表現されており、
またリストの作品の今までとは違う魅力の虜になりそうな仕上がりでした。
しかし、バラード第2番はさらにこのCDの白眉なのではと思います。
このCDを聞いた人々はこのバラードのアプローチが一変するに違いありません。
それ程表現の深い、見事な出来栄だとだと本当に感心いたしました。
「巡礼の年」に関していえば、このCDを聞けば。さらに第2年イタリアやその後のヴェネツィア、ナポリの作品群も聞きたくなるのは当たり前でしょう。(中略)
年々仕事に追われ、疲れ果ててしまい純粋に音楽の喜びを感じなくなってきて、
少し寂しい気分になっていましたが、今回の山本さんのCDで元気を取り戻す事ができたように思えます。(後略)
(T・M様より)
♪ワタクシ、田舎に住む出不精のレコード・コレクターです。
一般発売に先駆け、山本さんのソロ・アルバム
「愛のリスト」を入手し、聴かせていただきました。
やや長文になるかと思いますが、どうしても書き込まなくては
ならない衝動にかられましたので、どうかご勘弁下さい。
まずはっきり言いますが、これ以上の「巡礼の年・スイス」
の演奏には、もう一生出会えないだろうと確信しました。
この山本さんの演奏からは、リストが一曲一曲に込めたで
あろう信仰や情念、激情や諦観、そして昇華といった
人間感情が手に取るように浮かび上がってきました。
これは「すごいこと」だと思います。
白状しますが、「ウィリアムテルの礼拝堂」の深い祈り
から始まるこの組曲を聴き進み、ついに「ジュネーブの鐘」
に至ったとき、その浄化されたピアノの響きに、私は
思わず涙を落としそうになってしまいました。
勝手な推測ですが、たぶん山本さんはこの録音の
ために沢山の文献や資料に触れ、ヴィルトーゾとしての
リストではない、まだひとりの青年であるリストの
実像に迫ることをされたのではないでしょうか?
まさにタイトルにあるようにこの演奏から愛や運命が
聴き取れてしまい、ついにはリストそのひとに心が重なって
しまったかのように、私の涙腺が緩んだのだと思います。
ちょっと恥ずかしいですが・・。
それにしてもかのアラウやブレンデル、それに懐かしの
ベルマンといった巨匠の録音に接してきましたが、
こんなにも「巡礼」の意味を解きほぐしてくれた演奏、
リストに同化させてくれた演奏は、ありませんでした。
長いですが、もう少しお付き合い下さい。
私はまったくのアマチュア音楽愛好家ですので、音楽理論や
技術論は、いまださっぱりわかりません。
ただ、数多く通った演奏会や多くの録音によって、
自分なりの「いい演奏のものさし」は持っているつもりです。
どんなに巧くて美しくても、音楽にあざとさを感じる演奏に
当たると、隙間風にあてられたような薄ら寒さを首筋に感じ、
時間やお金のムダと憤慨してしまいます。
(まあ、好みといったところもありますが)
反対に、確信を持った揺るぎない解釈に支えられた、
ごく自然体の演奏に接すると、体中がドーパミンが
分泌され、無上の悦びに身を委ねることが出来ます。
山本さんのリストの実演に接した際に感じた
その無上の悦びが、このCDでも得られたことに
何より驚き、そしてうれしく、感動的でした。
ご自身で書かれたブックレット(絵も!)もすばらしく、
これはいつも身近に置きたい「座右の名盤」となりそうです。
このCDは、音楽を愛する方すべてにぜひ聴いて
欲しいと思います。
私はもちろん、追体験をするために記念演奏会にも
出掛けようと思っています。
やっぱりジュネーブの鐘は、涙に霞んでしまうのかしら・・?
(y・S様より)
♪月並みな言葉ですが、すごく素敵なCDですね。
演奏は益々磨きがかかり、情熱がほとばしってます!
ブラボー☆
ジャケット、解説書、ケースどれをとっても素敵です。
何度でも聴きたくなるCDです。生でも聴きたいところです。
(R様より)♪実樹子さんのパワーに圧倒されています。
今の私にとっては10曲めのバラードがお気に入りです。
まったくの素人が勝手ながら、実樹子さんの強さ・逞しさ・
柔らかさ・優しさ・知性・理性・女らしさ・色艶、などなど、
人となりを感じさせて頂いております。
でも、1曲めも中々素晴しいですよネ!
聴けば聴く程、素晴しさがわかります。
(T様より)
暖かなお励ましや肌理細やかなコメントに
心から感謝と感動しています。
ありがとうございます。山本実樹子